津覇小学校パラアスリートと福祉学習
2022.02.18
●ボランティア活動推進校の取組
津覇小学校(和智重徳校長)は2月15日、東京2020パラリンピック車いす陸上競技で2種目の銅メダルを獲得した「上与那原寛和」選手を招いて、4年生を対象に体育館で福祉学習を行いました。
上与那原さんが交通事故の影響で車いすを使用することになり、日常生活の中で感じたことや、障害者を支援する「障害者マーク」についてなど、ご自身の体験を交え障害福祉に関することを、わかりやすくお話ししました。
日常用の車いす体験では、利用側と支援側の両方の立場になって取り扱い方や、声掛けなどを学びました。また、競技用の車いす体験では、ひざまずきの姿勢で重心を前にして乗り込み、両手で後輪を回して加速させていく体験をしました。同じ姿勢のまま地面に近い体制が「怖い」「きつい」「スピードが出てきもちいー」など、初試乗に色々な感想があがっていました。
メダリストとの交流で実際に銅メダルに触れ「将来メダルを獲ったら、上与那原さんに見せて報告します」と、再会を誓う児童らの姿も。夢に向かってあきらめずに困難を乗り越えるお手本として、ヒントを得る貴重な時間になったようです。
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