ブログ|社会福祉協議会について|社会福祉法人 中城村社会福祉協議会は村民が住みやすい地域づくりのために地域福祉活動を進める団体です。

たくましいボランティアのみなさん

2019.07.26

●当間かりゆし会ボランティア勉強会
 毎月公民館で行われている介護予防のふれあい事業で、認知症サポーター養成講座を受けたことがきっかけで、勉強会を開催する運びとなったのは21周年目を迎える「当間かりゆし会」ボランティアの皆さん。
 加齢に伴う巧緻機能(指先)動作の低下や、認知症予防の脳トレにと、道具の扱い方を教わって、実際に会で高齢者の皆さんに体験してもらうことが目的。

 道具の考案者で村福祉課の新垣利恵子さんを招いて、デモストレーションを行いました。
「年を取ってくると、どうしても指先が使い辛くなってきますから、ここにこうして糸を通すことによって…」と、機能低下を予防するトレーニングを道具を使って説明。
「頭で考えてそれを何かと擦り合わせることで脳トレに…」など、認知症を予防する手法を教えてもらいました。

 その後、ボランティアの皆さんも実際に体験して次回の「当間かりゆし会」開催に向けて、準備やイメージが整いました。
ふれあい事業の中で色々とやり尽くし、毎回事業の内容に苦慮していると話していたボランティアの皆さんでしたが、村の担当者は「認知症サポーターとして、自ら道具の使い方を学び、予防に努めようとする働きはとても頼もしい」と、激励していました。

 当間かりゆし会ボランティアの皆さんの想いを知って、双方をつないだ生活支援コーディネーターもなんだか嬉しそうです。
それぞれ固有の歴史的背景や生活文化の中で、このときどきのそこにしかない住民同士の関係性を育んでいらっしゃる皆さんの暮らしの中で、困っていることを解決するための体制づくりを今後もお手伝いしていきたいと思っています。

次回の当間かりゆし会、楽しみですね。地域力が高まっていく瞬間です。このような場に立ち会えて私たちも多くのパワーをもらっています。地域の皆さん、ありがとうございます!

    

   

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